ろまんくらぶ「仮面の天使」252
「やっほー」
茉莉はアンディにハイタッチする。
「や、やっほー」
「何か頼んできたら?お腹空いてるでしょ」
「うん。そうする」
言いながら、彼は茉莉に見惚れている。京子が戻ってきて、彼のその様子を敏感に察する。あー、これは、と思う。
注文をするために彼はテーブルを離れていく。その姿を見送った後、京子は席につくなり、茉莉に耳打ちする。
「やばくない?」
「え?何が?」
自覚の無い茉莉には何を言われているのかわからない。
「だからさ、アンディ」
「え?彼が何か?」
「わからない?」
口をもぐもぐしながら、茉莉は考える。
「うーん。彼がまずい人には見えないけど」
「じゃなくてー、鈍いなあ」
「ん?鈍いって、何が?」
「だからあ、彼、さっき茉莉に見惚れてたよ」
「え?」
突然のことに茉莉は目をくるくるさせる。え、え、ええー。
「わからない?彼、好きなんじゃない?」
「ええー。だって知り合ったの最近だよ。勉強友達って感じだけど」
「どこで知り合ったの?」
「図書館」
「あー、そ」
「彼にその気があるとは思えないけどなあ」
「まあ、そのうちわかるでしょ」
ふたりがごにょごにょ話し込んでいるとアンディが戻ってくる。
「何にしたの?」
「ドイツ風の定食にしてみた。パンとアイスバインとザワークラウト」
「美味しそうだね」
「ねー」
彼が席につくと京子は茉莉に目配せをする。それに彼が気づく。
「何か変?」
「んー、何でもなーい」
京子はちょっと冷やかすような目つきになる。茉莉は彼女を肘でつつく。アンディは思い当たらないので不思議そうな顔をしている。
茉莉はアンディにハイタッチする。
「や、やっほー」
「何か頼んできたら?お腹空いてるでしょ」
「うん。そうする」
言いながら、彼は茉莉に見惚れている。京子が戻ってきて、彼のその様子を敏感に察する。あー、これは、と思う。
注文をするために彼はテーブルを離れていく。その姿を見送った後、京子は席につくなり、茉莉に耳打ちする。
「やばくない?」
「え?何が?」
自覚の無い茉莉には何を言われているのかわからない。
「だからさ、アンディ」
「え?彼が何か?」
「わからない?」
口をもぐもぐしながら、茉莉は考える。
「うーん。彼がまずい人には見えないけど」
「じゃなくてー、鈍いなあ」
「ん?鈍いって、何が?」
「だからあ、彼、さっき茉莉に見惚れてたよ」
「え?」
突然のことに茉莉は目をくるくるさせる。え、え、ええー。
「わからない?彼、好きなんじゃない?」
「ええー。だって知り合ったの最近だよ。勉強友達って感じだけど」
「どこで知り合ったの?」
「図書館」
「あー、そ」
「彼にその気があるとは思えないけどなあ」
「まあ、そのうちわかるでしょ」
ふたりがごにょごにょ話し込んでいるとアンディが戻ってくる。
「何にしたの?」
「ドイツ風の定食にしてみた。パンとアイスバインとザワークラウト」
「美味しそうだね」
「ねー」
彼が席につくと京子は茉莉に目配せをする。それに彼が気づく。
「何か変?」
「んー、何でもなーい」
京子はちょっと冷やかすような目つきになる。茉莉は彼女を肘でつつく。アンディは思い当たらないので不思議そうな顔をしている。
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